nani IRO life piece Award! vol.02 受賞者作品

たくさんのご応募ありがとうございました!

nani IRO life piece Award! vol.02 受賞者作品

nani IROで手づくりした服や小物、アートなどの作品のある風景を公募いたしました。
たくさんの中から選ばれましたすてきな作品をご覧ください。

【nani IRO 優秀賞】 北川 芽衣さん
【nani IRO 賞】 加太 円さん
江崎 ゆかりさん
坂田 さやかさん
倉田 綾さん
【life piece 賞】 村松 千江美さん
水野 文子さん
栂野 修子さん

【nani IRO 優秀賞】

北川 芽衣さん(36歳 主婦/愛知県)

生地お買い上げ店 : 大塚屋(車道店)

<作品についてのコメント、エピソード>
店頭でnani IROの生地に一目惚れした私は数種類を少しずつ購入し、それがそのまま作品になりました。身近な家族の身近な小物をあれこれ作ってみました。ただ派手なものではなく、ひとつひとつに品を感じるカラフル。それを身につけ、それにふさわしい豊かな毎日を家族みんなで過ごせますように。
 
<nani IROへの思い>
おおらかな点、線、形で構成され、何色ともいえない水彩のグラデーション生地を大きく広げるとそれらが引き立つことは分かっていましたが、あれもこれも使いたく思い、後ろめたさを感じながらも細かく切り取ってしまいました。しかし、小さく切られた布端ひとつひとつがまた生き生きしたそれはそれは素敵な命でした。それをつないでいく作業はとても楽しく、発見の連続。今回仕立てられなかった端布たちも、次の出番を待っているようでその箱の中を覗くとこちらが高揚してきます。

こまかなところまで、感性豊かにコラージュされ新たに生まれた1枚の布絵作品が家族の暮らしに息づいてとっても生き生きしています。その色合わせのセンスが主張しすぎないのにオリジナル性が高く唯一の存在へと。幸せがじっくりと肌になじみ、時を刻んでゆくようです。パッチワークを超えた、とっておきのコラボレーションが生まれていったような喜びがあふれました!ありがとう。

【nani IRO 賞】

加太 円さん(28歳 インテリアショップ勤務/神奈川県)

生地お買い上げ店 : TOMATO

<作品についてのコメント、エピソード>
可愛い甥っ子へのプレゼントに作った作品です。子供が持つものだからこそ、嘘のないものを…としまうまの写真をよく観察し、顔のデザインへ取り入れました。初めて、しまうまリュックとご対面した時の甥っ子は驚くでも嬉しがるでもなくただ静かにじっと見つめ一つ一つ確認しているようで「気に入らなかったのかな…」と気が気ではありませんでした。間もなく笑顔で遊び始めてくれたのを見て、本当にほっとしたのを覚えています。使い心地や可愛さなど、人が気に入る理由は様々ですが嘘偽りのない自分に正直な物づくりを続けていく事が価値あるものに繋がるのだと信じて今後も様々な作品を創っていきたいです。
 
<nani IROへの思い>
今までプリント柄はPOPなものというイメージが強かった為使用した事はなかったのですが、nani IROの生地は今までのものとは全く違い感動するほど素敵なものばかりでそれだけで作品になってしまうほど色彩鮮やかな素晴らしい布です。

オリジナルパワーにあふれた作品に、一目で惹き付けられました。物づくりに向かわれる姿にも教えていただくことがたくさんありました。

【nani IRO 賞】

江崎 ゆかりさん(33歳 主婦/大阪府)

生地お買い上げ店 : A-STYLE、ABCクラフト 他

<作品についてのコメント、エピソード>
「よだれ王子」と呼ばれる息子の為に、たくさんのスタイを作りました。服に合わせてみたりその時の気分で決めてみたり…毎日がとても楽しくなります!上の子が学校の授業で弟をモチーフにした版画を作ったのですがそこにもnani IROスタイがキラリ☆nani IROスタイは息子のトレードマークとなりました!
<nani IROへの思い>
nani IROの布はどんな小さなハギレでも他の布と合わせるとまた全然違った表情になるのが大好きな理由の一つなのですが、このスタイを作っている時もコラージュのようでとても楽しかったです。毎年それぞれの布に思い出と思い入れがあります。そしてnani IROの新作と共に私の中で春が始まります。

ひとつの形をいくつもいくつも作り出し、それぞれの表情を楽しんでいく。そして、それらの手づくりがお子さまの成長に毎日溶け込みとっておきのモチーフとなって育っていく姿がとても素晴らしく、また、写真のディスプレイもとっても素敵です。

【nani IRO 賞】

坂田 さやかさん(32歳 タイ語通訳/大阪府)

生地お買い上げ店 :ユザワヤ 吉祥寺店 他

<作品についてのコメント、エピソード>
nani IROの布を1ピースでも捨てるのがもったいないのでハギレボックスを作りました。
ボックスの下に穴をあけ、ティッシュペーパーが出る方法を利用してnani IROの色鮮やかなハギレが出てきます。1歳になる娘は毎回違う色の、違う形の布が出てきて「キャッキャッ」言って喜んでいます。「もったいない」が作り出したおもちゃです。大好きなオーバーオールは着すぎで色落ちしましたがこの風合いもまた娘の成長日記のようにいろんな想い出が入っているようで、大切に大切に使っています。
 
<nani IROへの思い>
たとえ小さなハギレでもnani IROの生地を捨てる事ができず、なにげなく作ったボックスが娘の知恵おもちゃに変身しました。私もまたこのハギレボックスからパッチワークの布を探したりハガキに少し貼ってみたりして利用しているエコボックスです。

写真から伝わる日常のひとコマは、母の愛情と知恵に溢れていました。他にも10作品ほどの応募をいただきましたがそれぞれが時を経て布と共に繰り広げられていくさまからお母さんは日常的にいつも楽しんで、手作りに込めては注がれている姿がストーリーのように伝わってきました。

【nani IRO 賞】

倉田 綾さん(32歳 会社員/愛知県)

生地お買い上げ店 : 大塚屋 布伝説

<作品についてのコメント、エピソード>
どんなに小さくなっても捨てられないハギレたち。1枚1枚いろんな思い出があり、なつかしくもありあれこれ試行錯誤しながら組み合わせていくとだんだん大きくなって、また新しい1枚の布ができていく。生まれ変わった布との出会いに感動して、ついつい何通りも作ってしまいます。1枚の布ができあがると何にしようかなぁと考えるのも楽しい作業の1つ。少し小さめのサイズの布には食事が楽しくなりそうなランチョンマット、大きめの正方形の布は、さっと広げてひざ掛けにしたり結んで袋にしたりと万能な風呂敷を作りました。
 
<nani IROへの思い>
いつも新しい布が出るたびにカタログをじーっと見ながら何を作ろうかあれこれ想像をめぐらせているだけで楽しいです。1枚の布からいろんなものに変身をとげると新しい布の魅力を発見したりするのも楽しみです。色使いや肌ざわりもすべてやさしいから作っている時も自然とやさしい気分になる、nani IROはそんな布だと思います。

モザイクを組み合わせていくように、隣どうしとなる柄が生き生きと繋がりあい、美しい作品へと完成されています。年代を超えた、nani IROの布が1枚に仕上げられているさまに歴史を感じました。

【life piece 賞】

たくさんのご応募の中から今年は「グループのパワフルさ」あふれる作品に絞り、
life piece賞としてここにご紹介いたします。

村松 千江美さん(27歳 主婦/鹿児島県)

生地お買い上げ店 : まきの 鹿児島店 イタリア・ト・フランス

<作品についてのコメント、エピソード>
小さな浜辺。それぞれの歩幅、それぞれの呼吸、それぞれの笑顔で集まってきた仲間。みんなの着ている服達が自然と会話をしているようだ。私たちがまとい、私たちをつないでいる色は何色なのか分からない…。でもnani IROなのはみんな分かっていた。
 
<nani IROへの思い>
海辺の小さな町で気の合う仲間たちでお裁縫を楽しんでいます。ある日メンバーの一人がふわりと着てきたスカート。それからみんなnani IROのとりこに。同じ生地を選んでも、ガラリと表情の違う作品が出来上がるのも魅力でした。

水野 文子さん(36歳 お母さん業/北海道)

生地お買い上げ店 : カナリヤ

<作品についてのコメント、エピソード>
我が家の子供たちはお花や明るいやさしい色柄が大好き。そんな兄妹三人におひさま色のブラウスを作りました。一人だけに作ると「○○のは?」「△△のがない、これ着る~!」と大騒ぎになります。はいはい、ちゃんと三人分ありますよ!
 
<nani IROへの思い>
とくに花や風景をモチーフにした柄が好き。これほどに「幸せ」を表現する布にはなかなか出会わない。一見、万人受けするやさしさ、かわいさがあると思いきや、配置・配色がよく考えられていてアートとしての布である。だから軽い気持ちでこのアートを何か別の作品に仕立てようとすると、困難に直面する。柄同士の組み合わせときたら!! ケンカしないで調和しますように、願いを込めて裁断し縫い合わせくるっとひっくり返して、どきどきしながら完成を見る瞬間。切り取られた布たちが思いがけない表情を見せる。こんなにはまると思わなかったnani IRO。小さな端切れも何か面白いものに変身できそうな予感。想像力と実行力を試されている。次は何を作ろうか。

栂野 修子さん(39歳 主婦/和歌山県)

生地お買い上げ店 :ホビーショップはやみず

<作品についてのコメント、エピソード>
子育て奮闘中の主婦です。趣味は洋裁。三人姉妹でお揃い服を着せるため日々せっせとミシンに向かっています。只今四人目を妊娠中なので、今回はお腹の赤ちゃんのベビー服とそして入院中の私用ネグリジェもお揃いで作ってみました。
 
<nani IROへの思い>
コットンリネンのガーゼはやわらかいだけでなく、さらっとした肌触りが気に入っています。今回のDessinは4色すべて揃え、組み合わせを楽しみながら作りました。柄の出方で作品の雰囲気が変わってしまうので、作品にする時の柄合わせが重要ポイント。難しいですが、それもおもしろい所です。