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New morning 原画
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Situation 2018
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掛軸 「白虹」
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Astier de villateとNaomi Ito Textile nani IRO コラボレーション作品
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版木を使い、和紙に手摺りで写した「白虹」/ 京都・かみ添 kamisoeとのコラボレーション
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白を基調としたテキスタイル群
伊藤尚美 展
白虹 煌びやかな安らぎ
会期|2021年4月17日(土)〜 25日(日)
会場|史跡旧崇広堂 MAP/Google Map
ところ|三重県伊賀市上野丸之内78-1
開館時間|10:00 ▷ 17:00
休館日|火曜日
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◎駐車場や会場に関してのお問い合わせ先|TEL 0595-24-6090
◎作品に関してのお問い合わせ先|TEL 06-6443-7216
主催|株式会社コッカ 共催|(公財)伊賀市文化都市協会 後援|伊賀市・伊賀市教育委員会・名張市教育委員会
会場構成|山本忠臣 伊賀市文化都市協会30th記念企画
Photo : Daisuke Yoshida
20周年記念展覧会開催にあたって
本展では伊賀市在住の画家・テキスタイルデザイナー伊藤尚美の20 年の歩みを一堂にご覧いただく展覧会を開催します。
ブランド名nani IRO は、ハワイ語で美しいを意味する「nani」、色・調和の「IRO」。自然のいぶきや、光が差し現れるひととき、その面影をすくい上げ、生きるよろこびを色にのせて描き上げてきました。それはとても身近な家族と自然を結ぶ景色から生まれていきます。
その水彩画を布へとデザインし、十何版もの色を職人の技により重ね再現したテキスタイルは国内だけでなく、世界30 カ国以上
に届き愛されています。
布から始まるいくつかの創作では、手仕事を通して一点ものの服を仕立てる提案をアトリエのスタッフと続け、そこには彼女の祖父がテキスタイル、テーラーのデザイナーであったことが背中を押しているといいます。また、布を生み出しながら詩的な表現を添え書籍も残し続けてきました。1枚絵としての美しさを布につなげていくための図案、コラボレーションも展示いたします。
nani IRO Textile が生まれた20 年前、ガーゼといえばベビーや寝具という用途に限られていた生地売りをインテリア、洋服へと提案し始めた先駆者的な存在でもあり、本展では、その創作におけるW ガーゼ素材への取り組みや過程、布へ再現する際の思考や魅力にも迫り、これまでに製作した1174 点のテキスタイルから、伊藤尚美の煌びやかなさまの中にある安らぎを展示、考察いたします。